最近 朝起きても疲れていませんか?








出典/photo ac
 

睡眠障害でお悩みの方は多くいらっしゃいますが、中でも冬場、足先が冷えてぐっすり眠れないからと、靴下を何枚も重ねて履かれ、ダウンコートまで着込み、おまけに電気毛布をつけてもまだ安眠できないという深刻な冷え症の方が結構多いんですよと知り合いの布団屋さんに聞いたことがあり、ビックリ!
そこで、そんな冷え症でお悩みの方のために、日常出来る改善方法から、快眠できる寝具選びまでを探っていくことにしますので、最後までお付き合いください。
まず、足先が冷える原因として、血流の悪さが考えられます。血管が固くなり上手く血液を足先まで送れないことが要因で、年齢を重ねるにつれ血管も老化し、ますます症状が悪化することになるんだそうです。
 
 
硬いのなら血管を柔らかくすれば改善されるんじゃないの?と普段から身体全体を動かして、血流を良くすることが大切ですが、NHKのためしてガッテン!でも気軽にできる体操を紹介されていましたので、お試しになってはいかですか?3週間くらいで効果を実感できるんだそうですよ。
さて、
冷えて眠れないとおっしゃる方の特徴として、

電気毛布を使う。
布団にアクリルの毛布を上下に包まって寝てる。
厚手のパジャマを着て布団に入る。
靴下を履いて寝る。
寝る前1時間以上前にお風呂に入る。
等があげられますが、すべて間違い!
全くこの逆をすれば快眠を手にすることができるんです!

まさかと思いでしょうが、眠りのメカニズムを理解していただければ、なぜ、快眠に近づけるのかをご理解いただけると思います。

人間の身体は眠くなると少し体温が上がり、睡眠の準備を始めます。冬にコタツで横になっていたら眠くなるのと同じ原理(赤ちゃんの手足が熱くなってきたらオネムなんだな。とお母さんならよくお分かりのはず。)ですが、その後徐々に1℃ほど体温を下げることで、代謝を下げ、身体と脳を休めるようとするんですね。
眠りについて6時間くらい過ぎたころから反対に元の体温に戻り始め、身体を目覚めさせ、いつでも活動できる準備に入ります。
ところがいつまでも電気毛布によって温められたままだと、身体も脳も休んだ状態にはならないんで、朝起きるとなんだか体がダルく疲れが取れてない、喉が渇く、ということに…なっていませんか?!
寝ている間は1℃下がった状態をキープすることが大事で、それ以上上げても、下げても快眠は得られないんです。布団の中は常に体温と同じ温度で余計な湿気がこもらない状態にしておくのが望ましいんですね。
もし、布団囲に入った時の冷たさがどうしても我慢できなくて電気毛布が手放せないという方は、試しに寝る前まで布団を温めておき、寝る直前にスイッチを切る習慣を始められてはいかでしょうか。布団乾燥機や湯たんぽを足元から少し離して使うのも効果的です。
この寝ている間にもコップ1杯程度の汗をかいています。

寝る前にその水をパジャマや布団にかけてお休みになろうとは思いませんよね。でも、寝ている間に布団の中ではこのような状態になっていて、汗をかいたままにしておくと、ジメジメとした熱さから、必要以上の寝返りを繰り返し、挙句に布団を蹴飛ばしてしまい、外気に触れることで身体が冷されることになってしまいます。
パジャマ、毛布もそうですが、身に着けた瞬間の温かさから、モコモコしたアクリル製を安易に買ってはいませんか?


おおあさ大麻大学のHPです。

おおあさをさまざまな角度から学べる自由学校です。